NEXCO中日本の新EV充電施設

NEXCO中日本がやってくれました。
欲しかったところに充電施設を作ってくれた。
SA・PAの急速充電サービスの拡大 〜EV・PHVユーザーの利便性向上〜



最も評価されるのは八ヶ岳PAです。
下り方面の双葉SAから諏訪湖SAの区間(74km)は、厳寒期だと電欠の危険性が極めて高い難所でした。
気温マイナス5℃だと電費4.6km/kWhで消費電力は16.1kWhになります。

新車のリーフが満充電でやっとたどり着けることを示しています。
冬は充電効率が悪いことからヒーターを我慢しても厳しい状況でした。


次に高評価は阿智PAです。
上り方面の恵那峡SAから駒ヶ岳SAの区間(60km)は、冬だと劣化したバッテリーのEVは電欠の恐れがありました。
気温マイナス5℃だと電費4.1km/kWhで消費電力は14.6kWhになります。

ヒーターを我慢する忍耐運転を強いられていました。
中間点の阿智で充電が可能となったので、電欠の不安は解消されました。


まだ、梓川SAから駒ヶ岳SAの区間(71km)の難所が残っているので手放しでは評価できませんが、徐々に改善されていくものと期待します。


これまでの充電器整備は「距離」で判断されてきましたが、これからは「消費電力」が重要な設置条件となると予想されます。
他のNEXCO各社にも同様の設置を働き掛けたいですね。
特にNEXCO東日本は意欲が感じられないので、利用者からの突き上げが必要だと思います。