SMAP問題に見る安倍総理の不見識

行政府の長の発言としては甚だ不見識。

アイドルグループが存続して国民を楽しませる要素が維持でき、なおかつ多額の経済効果の損失が食い止められたことに喜んでいるようです。
SMAP存続発表、首相「良かったのではないか」

しかし、弱者の視点が欠けている安倍らしい不見識。
芸能事務所の内紛の謝罪会見を手下(アイドル)にさせて、自分たちは陰で操っているだけの芸能事務所幹部の不当労働行為を見逃している。

独立すれば干すという芸能界の不文律にメスを入れる絶好の機会だったにもかかわらず、「良かった」で済ませてしまうところに安倍総理大臣が一般庶民ではなく資本側に位置していることが判る。

SMAP謝罪中継「ブラック企業の退職妨害と通じる面がある」労働弁護士が批判」
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