2030年で内燃機関エンジン車は淘汰

ドイツ、2030年までに内燃エンジンを搭載したクルマの販売禁止を要求

2030年以降、ドイツではEVかFCV以外の自動車は販売できなくなる。
EU全体に広がると予想されることから、日本の自動車メーカーも対応を余儀なくされるだろう。

14年も余裕があると考えるのは浅はかで、日産リーフを除くすべての国産メーカー車が欧州販売できない状況が14年後に迫っていると捉えるべき。

EVに後ろ向きだった国産車メーカーの開発姿勢が急変すると予想される。
ユーザーとしては選択肢が増えることは大歓迎だが、悲惨なのはガソリンスタンドの経営者だろう。
EV充電では採算が取れるとは思えないし、水素ステーションになるには莫大な資金が必要になる。

日本政府はエネルギーインフラの革新に向けて本気で取り組む必要に迫られる。
歴史に自動車革命と記されるであろう2030年をどうやって迎えるか。
エネルギー産業の変貌に注目だ。