・駒ヶ根の新たな歩み

今日、駒ヶ根市長の平成17年度施政方針演説を聴きました。

辞任の弁が聞けるかと思ったのですが期待はずれ。

合併協議会の資料を見ると「自律は困難」となっていますが、

自立と決まった今後をこの資料を作った人たちに任せておける訳がないですよ。


ところが、今日の施政方針演説を聴いたところでは、


  「平成17年度の駒ヶ根市における新たなまちづくりのスタートに際し、

   改めて改革の目標を明確にし、明日への展望に備え、

   『真の改革と創造のまちづくり』を市民の皆様と共にすすめていかなければならないと、

   決意を新たにしているところであります。」



結局、今までの路線を変えるつもりはないと決意されてしまいました。

昨年の市長選挙市民運動の機運が盛り上がって、

県庁から杉本氏を引っ張り出したのに、選挙活動にまとまりがなくて失敗したことが悔やまれます。


20世紀の右肩上がりの経済状態ならば中原市政は有効だったかもしれないけれど、

21世紀は背伸びしないで、持てるものを生かす時代。

借金して事業を伸ばすよりも、身の回りの利用できていなかった資産を有効活用する。

今の市長とは全く違ったセンスが求められるのに、本人は気がつく気配がない。


引退した後の議員年金を当てにしているような年配者に任せてないで、

若い世代が変化を演出しなくては。