・近くて遠い愛知万博

愛知万博、愛称「愛・地球博」へ出かけることにしました。
仕事の都合もあって現地で打合せを兼ねてこようと思う。


ところが、万博の情報をいろいろと仕入れてみると問題山積のようですね。

  • 弁当の持ち込み禁止→会場内のコンビニ弁当なら持ち歩きOK
  • 調理パンやおにぎりの持ち込み禁止→密封された菓子パンならOK
  • ペットボトルの持ち込み禁止→水筒ならOK
  • 名古屋と結ぶシャトルバスは地下鉄+リニモより高料金

いかにもお役所的としか言いようがないね。
特に弁当とペットボトルは一般市民だけを標的としているようでVIPは免除。
入場ゲートには中身が入ったペットボトルと生ゴミと化す弁当が山積みだとか。
環境万博のはずが食べられるものまで強制的に廃棄させては本末転倒ではないでしょうか。
高いテナント料金を回収する必要のある飲食店の売り上げを確保するためだとの噂もあながち的外れでもないかも。


長野県は「中部9県共同展示館」(中部千年共生村)で「森林土壌」をテーマにした展示をしている。
しかし、ネットで検索しても駒ヶ根市愛知万博のつながりはかなり薄い。
県庁のある長野市は愛知とかなり離れているが駒ヶ根市はもっと近い。
近いが愛知万博の話題はほとんど聞かないとはどういうことだろう。
愛知県のことだからと、よそ事のように振舞っているように思える。
良い面ばかりではないことが判ってきた愛知万博だけれども、
万国博覧会で環境問題を前面に出していることを周辺の自治体がもっと生かしても良いと思う。
駒ヶ根市のホームページ内の検索で「地球環境」に該当する登録情報は存在しません。
市民として失望を感じるだけにとどまらず、この先どこに進もうとしているのか恐ろしくもある。