・市街地空洞化と過疎

駒ヶ根中心市街地と言われる商店街は銀座通り(アーケード)を通る人影もまばら。
かろうじてイベントを開催すれば人出はあるが日常の買い物客は多いとはいえない。


数年前に商店街のイベント企画に参加したときのこと。
会合の冒頭、市の商工観光課と商工会議所の職員を捕まえて、
「予算はどれくらい出すんだ!」
企画のアウトラインさえ検討されていないのに、はじめからよそ様の懐具合を当てにする。
はじめがこれだから終わりも想像のとおり。
月並みな縁日風で一時の賑わいを金で演出するだけ・・・。


車で買い物に出かける客層は郊外店に奪われても、歩いて買い物をする老人や子供は地元商店街の絶好のターゲット。
老人の一休み処やお茶のサービス、子供の遊具を配置するなどすぐにできて簡単な事はたくさんあった。
でも、目先の利益に直結しないからと見送られた。
一時、木製のすごいベンチが置かれていたが、酔客が夜中に使うからと撤去されてしまった。
事なかれ主義。


一方、中沢では、・・・つづく。