・こどもの日

こどもの日の今日の新聞に日本の将来を危惧する記事が掲載されている。
15歳未満の子供の人口が24年連続で減少しているということだ。
総人口に占める割合も前年よりも0.1ポイント減少して13.8%と推計されている。
長野県は全国平均よりも若干多く県民総人口に占める割合は14.5%。
しかし、減少割合は全国と同じく0.1ポイントであるようです。


子供の人口が減っている原因は明らかで、出生数の減少による。
自分中心の女性が増えたことも要因のひとつだが、やはり将来への不信が大きく影響している。
地元駒ヶ根自治体ばかりでなく、日本国の政治も大儀を見失って自分たちの利益のために政治を利用していると感じているからだろう。
既得権の確保と選挙の票につながる利益誘導に熱心な議員さんたちが多すぎる。


政治のニュースが流れた時に子供に解説する度に子供の希望を削り取っているような気がする。
・大人になるとどうして悪いことをするようになるのか。
・国会議員を頂点とした議員はなぜ「利益」を追求するのか。
・国や自治体は誰のためにあるものなのか。
大人の世界には「大人の理論」なるものがあり、子供には理解できない。
逆の見方をすれば、純真な子供が理解できない不純な道理がまかり通っている。


JR西日本の大惨事では、時を同じくして社員がボーリングや飲み会に興じていた驚くべき実態が明らかになった。
しかし、ここにも「大人の理論」が働いている。
角が立つことを恐れ、だれもボーリングを中止する進言をしなかった。
しかし、彼らを咎められる大人がどれだけいるだろうか。
自分の立場を守るために「大人の判断」を日常している御仁に、彼らを攻める権利はない。


今日はこどもの日。
子供のように純真な心で身近な問題を見直す機会としたい。