・付け焼刃

つけやきば【付(け)焼き刃】


〔鈍刀に鋼(はがね)の焼き刃を付け足したものをいうところから〕一時の間に合わせに、にわかに覚え込んだ知識や技術。
「―の知識」

三省堂提供「大辞林 第二版」より


以前に森と水のアウトドアゾーンにあるビーチバレーコートのことに触れたことがあるがその続編です。


作ることを目的とされた施設ですから、使うことは後から考えることになっています。
あまりに利用率が低いのでビーチバレーの講習会を開いて競技人口を増やそうと躍起になっている。
しかし、現実は実にお粗末な限りで、県内の競技者は数人に過ぎない。
愛好者まで含めても50人程度とスポーツ競技の団体として社会に認められる規模ではない。
それもそのはずで、長野県ビーチバレー連盟はこの4月に発足したばかり。
すなわち、競技団体すらない状況で競技場だけ作ってしまったお粗末な公共事業だったわけです。


そこを使って22日(日)に長野県ビーチバレー連盟がビーチバレーの基礎技術と審判の講習会を開催した。
箱物行政の典型だと言ってしまえばそれまでですが、必要のないものを作っておいて後から何とかして使い道を考えてつじつまを合わせる。
こんな施設で講習会をやってもまったくの付け焼刃