・建物も業者も強度偽装の渦中

駒ヶ根市の「プレモントホテル」で耐震強度が基準の半分しかないことが全国ニュースの一端で報じられていました。
たまたま社会問題化している強度偽装問題の被害建物が駒ヶ根にあっただけのことかと思っていましたが、さらに広がりを見せてきました。


今度は、窪田建設ならびに窪田氏が代表を務める㈱クリテックジャパンが話題に加わってきました。
木村建設姉歯設計から派生して、平成設計や窪田建設などの総研グループの関与が注目を集めてきました。


地元の建設業者が強度偽装の渦中にあるとしたら、地元の建物にお住まいの住民の不安は倍増します。
マンションに限らず小規模なアパートでも安全でない建物があるかもしれません。
県は再検査の体制を整えましたが、大きな建物に限られます。
中小規模の住宅は市が安全点検する仕組みが求められます。
耐震診断とセットにした駒ヶ根市の住宅に対する安全点検の実施が期待されます。