・水不足


箕輪ダムの貯水率が過去最低まで低下しています。
駒ヶ根市に供給している上伊那広域水道水事業団の水源です。
すでに15日から取水量を8%減らして供給する事態になっています。


渇水の原因は昨年からの少雨です。
降雨は自然現象ですから柔軟な対応が求められます。
ところが駒ヶ根市はこのような事態になっても市民に節水を呼びかけていません。
駒ヶ根市のHPには見当たらない。
過去にも渇水による影響があったので行政として節水を市民に呼びかける必要性は認識しているはずなのだが。


水を作るには多大なエネルギーが消費されている。
地球温暖化防止の点からも節水は重要視されています。
意識の高い自治体では蛇口から無駄な流水を防止する「節水コマ」を無料で市民に配布している。
これをしない自治体は、水道使用料を行政の大事な『売り上げ』と捉え、たくさん消費してもらうことで売り上げを伸ばそうとの思惑が働いている。
駒ヶ根の体質からすれば節水コマを配布しないのは理解できるのだが、現在の状態が続けばあと100日で貯水量が無くなる緊急事態を迎えては銭の亡者も考え直さざるを得ないでしょう。


心ある市民は行政の動きを待つまでもなく、蛇口に節水コマを取り付けましょう。
節水コマはホームセンターにあるよ。
取り付け方も簡単ですから店員に聞いて自分でできます。