・こっちはタダ!

駒ヶ根市が関連企業への利益供与の疑いが濃い事業を連発していますが、今度は市の資産をタダで提供するという大盤振る舞いです。


施設改修にかかる費用対効果を検討した結果、無償譲渡により施設を存続させることが望ましい─との結論に達した。

とされていますので、是非説得力ある資料を市民に提示していただきたいところです。
それにしてもタダとは思い切ったことをするものです。
良識ある理事者や企業家なら、市民の目を気にして何がしかの対価が支払われるはずですが、完全に市民を見くびっているとしか思えませんね。


老朽化が激しく資産価値がないならまだしも記事によれば、

今後老朽化が予想される建物を改修して委託契約を結ぶより、旅行村の土地を所有している同社に譲渡して土地と一体の活用をしてもらう。

とありますので、老朽化は将来の可能性であって、現状は十分に資産価値があるはずです。
しっかりと資産査定をして、利益供与の正当性をはっきりと示してもらいたいものです。


「社会資本は将来の駒ヶ根市の資産だから借金をしてでも作る」


過日の市議会で宣言していた市長ですが、借金して作った箱ものを関連会社にタダで引き渡す今回の事案との整合性はどうなんでしょうか。
自分のところのホテルもこの理屈で言えば、将来はいっそう老朽化が進むのでまもなく関連企業にタダで譲渡するんでしょうね。


借金だけを背負わされる子供の立場からすれば、
嘘つき市長
と言いたくなりますよ。プンプン!