・親分を見習う子分

昨夜は一時、猫が飛び起きるほど激しい雷雨でした。
でも、渇水が心配されていたダムにすれば恵みの雨です。


一方、駒ヶ根市の水道水源が渇水だというのに、市民には一切お知らせがありません。
上伊那広域用水企業団には節水の申し入れあったので、駒ヶ根市ではどこかで握りつぶされているのでしょう。
・伊那毎日新聞へのリンク 『箕輪ダム渇水に伴う節水の申し入れ』


市役所の職員になぜお知らせしないのか、尋ねた時のこと、

節水を呼びかけると水道の使用料収入が減るから難しいですね。

明快な答えです。


ところが、他方では水道料金管理のずさんさが浮き彫りになりました。
・信濃毎日新聞へのリンク 『水道料金 20年間取り違え 駒ケ根市が過払い額返還』


払い過ぎていた市民に返還するのは当然ですが、2年分とはいえ支払い不足分を請求するのは疑問に思います。
なぜかというと、市からの水道料金の請求に応じて支払っていたからからです。
不足分が生じたのは、市民が支払わなかったからではなく、請求額が間違っていたことに原因があります。
不足ではなくて、職員のミスによる未請求分です。
市民には何の落ち度もありませんから、責任は市にあります。


さらに、この市民は間違いを何度も市に指摘していたことも判っています。
問題点を指摘されて改善しないで20年間も放置した市の責任は重大です。
それなのに、問題点を指摘した市民から追加徴収することに釈然としませんね。
90万円の損失を出した職員(歴代も含む)は責任を感じているのでしょうか。
処分はあったのでしょうか。


親分は億単位で損失を出しても責任を取りませんので、子分だって見習いますよね。