・懲りない自然学校

しばらくぶりに東伊那のふるさとの家付近で作られているツリーハウスを見に行ってきました。
以前に、立ち木に直接釘を打ち込んで、土台としていた非常識な現場です。

ツリーハウスの作り方としては、世間に恥ずかしいから改善した方がよいと、農林課には電話してありました。
まともなツリーハウス立て方は、こんな感じ。


今日行って見たところ土台の上に新たに小屋が建っていました。
しかし、土台は依然として立ち木に釘で打ち付けられたままです。
助言は無視されてしまいました・・・。


駒ヶ根には長年にわたって山仕事をして、樹木の扱いに精通した達人が少なくありません。
そこへ自然派といわれる有名人を連れて来て、素人だましの森林活用をすることにどれだけの意義があるのだろうかと思ってしまいます。
客寄せのために、芸能人の名前を利用したい気持ちも判らないではありません。
しかし、所詮は芸能人の余技ですから技術レベルが低いのは判りきっているはず。


すぐに取り壊す遊びの催しならばまだしも、しばらく設置されたままになるのでは困ります。
駒ヶ根の自然を愛する心や環境活動の水準が、こんなに低レベルだと世間に誤解されてしまうからです。
失敗したツリーハウスは壊さなくても、土台を木に負担が掛からないように改修すれば良いと思います。
駒ヶ根の森林のプライドを保つためにも、次回までには反省して対策を協議してほしいものです。