・駒ヶ根らしい産業廃棄物処理

市内の産業廃棄物業者に、廃棄物処理法に基づく施設の改善命令が出されました。
計画面積をはみ出して焼却灰を埋め立てたり、放置しているからです。
中沢の解体業、大成産業です。


同社は昨年10月に違法操業や、ダイオキシンを含む排煙が住民に健康被害を与えているとして操業を差し止められています。
今度は場所を変えて赤穂上赤須の処分場での出来事です。
計画面積は千平方メートルですが二倍以上の面積に焼却灰を捨てているようです。
当然ですが、新たな搬入も禁止されました。


最高裁判所から操業を差し止められた施設を見れば、そこのモラルが推し量れます。


周囲の環境を破壊している外観がすべてを語っていると思います。


社会の規範から逸脱した行為を続けるこうした業者が存在する背景には、
駒ヶ根の建設業のモラルの低さが関係していると考えられます。
産業廃棄物をこの施設に出している建設業者が少なくないからです。


当然、違法操業している施設であることは承知しているでしょう。
それでも、産業廃棄物の処分をこの施設に任せているのですから、同類ですね。


箱物行政による借金で苦しめられている駒ヶ根市民ですが、
財政だけでなく環境面でも、多大な迷惑を受けています。
中原市政が生んだ副産物と言って良いと思います。