・不正受給の実態

駒ヶ根市補助金不正受給疑惑の実態を長野県庁に問い合わせました。
担当部署は保健所でした。
保健所の補助金担当者に直接確認したところ、下記のような不正受給であったことがわかりました。

  • 市民の健康診断は医師が検診した場合にのみ、国と県からの補助対象となる。
  • 不正が発覚したのは、他の自治体で医師が不在の検診にもかかわらず補助金の対象として申請したことがきっかけ。
  • 駒ヶ根市でも医師が不在の検診を補助対象として申請していた。
  • 国と県が協議した結果、過去の不正受給に関しては返済を求めない。
  • 今年度からは医師が不在の検診については、補助金の申請を認めない旨の通達を書面で駒ヶ根市が受け取っている。


補助金の不正受給はあったが、お咎め無しとなったようだ。
ただし、今後同様のことをやったら補助金を切ると指導されている。


県民や国民の税金が不正に使われたのですが、お役人の懐が痛むわけはないので穏便に事を収めたようです。
不正受給をする方も悪いが、やったことが明らかでも何のペナルティーも課さない県や国のお役人体質にもあきれてしまいます。


今年の検診の時には医師がいるかどうか確認してください。
特に40歳以上が補助の対象になっているようですから、対象の方々は意識して監視してくださいね。