・罪深い小さな嘘

先週末のことですが、駒ヶ根市の陸上記録会が赤穂中学校・小学校で開催されました。
・伊那毎日新聞へのリンク 『駒ケ根市ジュニア陸上記録会』


当初は、土曜日の予定でしたが、雨のために日曜日に順延。
ただし、オリンピック出場経験のある陸上の青戸慎司選手を迎えての陸上講習会だけは土曜日に行われました。
・伊那毎日新聞へのリンク 『元オリンピック選手陸上講習会』


雨で予定を変更する際には、朝6時と6時30分に有線放送が流れる決まりになっていました。
小学校や中学校で児童に配られたプリントに明記してあります。
しかし、6時になっても、6時30分になっても放送が入りません。


こどもは正直ですから、6時の数分前から
「あと何分で放送が入るから」
と、有線に耳を当てて聞き漏らさないように真剣な表情で待っています。
予定の時間を過ぎても、「まだかな〜」と心配そうに待ち続けます。


いくら待っても放送がないので、プリントをもう一度確認して
「6時だよね、時計は合ってるよね」
と必死です。
電波時計なので、確認するまでもないと本人もわかっているのにです・・・。


放送が入ったのは6時40分前後だったと思います。
「雨のために順延。陸上講習会だけは本日行う」
かなりの雨量だったので陸上競技ができないのは明白だったのに、
これだけの放送をなぜ、予定通りにできないのでしょうか。
さらに、子供たちを数十分も待たせたことのお詫びは一言もありません。


学校から配られたプリントには、嘘が書いてないことが子供たちの常識となっています。
ましてや、主催が教育委員会ですから、子供たちに約束した時間を守る責務があります。
教育機関が約束を守らなくて、子供に何を教えられるでしょうか。


駒ヶ根市教育委員会には平気で嘘をつける教育次長がいますから、
トップの体質に職員が染まってしまうのは仕方がないかもしれません。
教育次長とお付き合いのあったほとんどの人は実感していると思いますが、
自分に都合の良いように話し合いや物事を持っていくためには何でもやります。
だから中原市長には大変に気に入られています。


約束の時間を守らないのは小さな嘘かもしれません。
しかし、こどもの教育を任された責任を考えるなら反省して子供たちに謝罪すべきだと思います。