・県知事選への動き

長野県知事選挙が近づいて、ニュースに毎日のように顔を出すようになってきました。
市民の顔を装った業界団体や市長や議員などがうごめいて、田中知事を引き摺り下ろすための人選に躍起になっています。


早くも出馬を表明した人もいるようです。
・伊那毎日新聞へのリンク 『信州ゆめフォーラム、若林氏に知事選出馬を要請』


中には、「対抗馬の一本化は出馬の前提条件。現在の状況ではお受けできない」
などと、他力本願なお役人まで名前が挙がっています。
・読売新聞へのリンク 『2006知事選 務台氏、消極姿勢「対抗馬一本化が条件」』


長野日報さんの記事が的を射ているようで、自分の意思で『県知事の職につきたい』として行動している人はほとんどいないようです。
・長野日報へのリンク 『長野県知事選告示まで2カ月 候補者擁立の情勢は混沌』


駒ヶ根市長の中原正純氏は、田中県知事と仲が悪いことで有名です。
その結果、県知事とまともな話し合いもできないので、県政から孤立を深めています。
県知事に問題があると中原さんは言っているようですが、『目くそ、鼻くそを笑う』のたとえにある通りの関係だと思います。


田中知事が好きなわけではありませんが、前知事の吉村さんたちのような役人主導の談合体質に戻るよりは今の体制のほうがましです。
方向性としては間違っていないと思うので、県議会や市長会と歩み寄って関係改善をすることが県民のためになると考えていただきたい。


ただし、今の方向性で田中知事よりも人付き合いが上手な方がいれば、是非立候補してもらいたい。
知事と直接話をした機会はそれほど多くありませんが、とても頭の良い方で、
良からぬことを企んでいる市長や議員連中の考えていることを見透かしてしまう能力を持ち合わせていると思います。
だからこそ、鋭い指摘をするので忌み嫌われるのでしょう。
知事の欠点は、人を使うテクニックですね。


すべてを持ち合わせた人物が、そんじょそこらにいるわけは無いので、どこを向いて県民の利益とするか、で判断した方が良いと考えています。