・安全性を揺るがす設計ミス


浜岡原発で事故が発生すれば、伊那谷にも死の灰が降りかかる危険性が高い。
その浜岡原発で、重大な設計ミスが発覚しました。

・中日新聞へのリンク 『浜岡原発5号機のタービン羽根50枚損傷』


タービンを製造した日立製作所

「設計上の問題と考えている」

と、設計ミスであることを認めています。


今回、設計ミスで最新鋭発電タービンが営業運転開始から1年半ももたずに使用不能となったことは重大な意味を持ちます。
さらに、中電によると、

これまでに調べたのは3つの低圧タービンのうち2つ。
羽根が脱落した動翼を取り外し、羽根の付け根を確認した結果、脱落したのを除く139枚のうち28枚で取り付け金具の一部が折れ、18枚でひびが入っていた。
もう1つのタービンは調査中だが既に4枚に折れやひび割れが見つかったという。

3つ目についても近く調査する。


原発の安全性は、設計が完璧であり、施工ミスが無く、人的ミスが発生しないことで守られています。
フェールセーフの設計になっていると思われますが、これも設計上のミスが皆無とは言い切れない。
科学の粋を集めたはずの原子力発電所が、薄氷の上を渡るような危なっかしい施設のように感じる。


伊那谷の住民は、もっと浜岡原発の危険性に注意を払うべきだと思う。
重大な事故は、多くの小さなミスが積み重なって、運が悪ければ発生してしまう。
最後は運まかせですか・・・。