・共謀罪を介した国会議員と市民

読者さんの勇気ある行動のレポートです。
共謀罪について審議する法務委員会の国会議員に、質問状を送付して、
質問状への対応を独自に電話で調査されました。


重要な法案を審議する委員(国会議員)の国民に対する対応が垣間見れ、
とても興味深いものとなっています。


       ◇                   ◇
共謀罪の質問」として法務委員会の議員さんへFAXをお送りしました。
本日、各議員さんへ電話でお答えを求めましたところ
全て不在ないしは会議中ということで秘書、事務方の対応ということになりました。


聞いてみると議員によっては
「何百、千を超えるFAX・メールが届いておりまして・・・議員も外出中で・・・」
「このところ今日これまでだけで50を超えるFAXで、一応議員には渡しています」
という返事。全国からの抗議やらの声が届いているんでしょうね。


「議員は党の指示に従うまでですので」という返事には
「議員先生の考えがあってこそ法律も生きてくるんじゃないですか?」 とか。


高飛車な態度の秘書さんには
「またお答えをお聞きするため、お電話します」
「いえ、これまでということで」(秘書)
「いえいえ、ぜひ先生のご意見は楽しみにお聞きしないと、インターネットTV
 でしっかり拝見させていただいてますし、楽しみにお電話させていただきます」
と念を押しておきました。


また、事務所によっては、
「どちらの方(ここで選挙区地方名を出して)ですか?」と聞いてきて・・・
「(見ず知らずの選挙区民でもない他人のあなたには)回答はいたしません」
というところもありました。


いつ電話しても議員はバラバラと地元へ帰ったりして不在・・・
お話はできませんでしたが・・・さて、どこで「共謀罪」の勉強しているんだろう?
(新任議員には、はっきり「資料作りの最中でまだ議員は勉強しておりません」と
 語る素直な事務所もありました)


感想としては、

  1. 与党(自民・公明)議員は「党の方針であればなんでも通す」という姿勢である。
  2. もちろん私の質問状は見るかも知れないが、答える気はないだろう。
  3. 自分でしっかり「共謀罪」の勉強をする時間が特に10人の新任委員にはない。
  4. 結果、自主性も何も無いイエスマンの集合体ではないか?と思えてきました。


以上、直接議員には答えてもらっていないので・・・わたしの推測です(^^)
これからも声を上げて行くつもりです。