・私設秘書の給与も県民負担②

村井知事は24日、自身の衆院議員時代の秘書、小林一巳氏を、県の任期付き職員として採用し、
東京事務所次長に起用することを決めた。
11月1日付けで発令の見込み。


信濃毎日新聞によれば、小林氏は松本市出身。早大卒業後、1993年に村井氏の秘書に採用され、
同氏の国家公安委員長兼防災担当相就任に伴い、大臣政務官も務めた。


村井知事は就任後、「国との関係回復」を掲げており、
省庁や国会議員にも人脈がある小林氏の登用を決めたと見られる。


知事は国会議員時代の秘書らについて、就任前から任期付き職員などとして登用する意向を示していたが、
県会から「側近人事につながる」と反発を受け、9月県会前にいったん「白紙」としていた。
その後、今月1日付けで私設秘書の平田太司氏を特別職の知事秘書に採用。


村井知事の衆議院時代の秘書は、

  1. 政策秘書 右近謙一 国会担当
  2. 第一秘書 小林一巳 国会担当
  3. 第二秘書 吉江浩 地元担当

でした。


第一秘書だった小林氏が任期付き職員として、県で給料を肩代わりすることになりました。
平田氏と小林氏を県の職員とすることに成功しましたが、残りの枠はあと一人。
政策秘書だった右近氏か、地元担当の吉江氏か。


次はどんな理由をこじつけて、県から給料を支払わせるつもりでしょう。
白紙の約束が守られたのは1ヶ月ほど。
村井知事の周辺が白紙から黒塗りに変わるまでには、それほどの時間がかからないように思えます。


村井知事のキーワードは、『黒塗りの闇』になりそうです。