・能無しを露見した若林大臣


通告のない質問は困る

衆院環境委員会で若林環境相は、民主党委員の地球温暖化防止のための年間予算額
尋ねられてこう応えました。


質問の通告がなければ、基本的な予算額さえ答えられない能無しぶりにあきれます。


衆院環境委員会での質問をめぐり、若林正俊環境相が委員会終了後、
民主党委員に対し、質問件を制約する発言をしたとして同党が問題視、
同委員会での一連の経過を取り上げる見通しとなった。


13日までに自民、民主両党の同委筆頭理事が合意した。
民主党環境相の陳謝と委員長による厳重注意を求めるとしている。


発端は、10月27日の委員会質疑。民主党委員で筆頭理事の末松義規氏が、
「突然で恐縮だが」と前置きし、地球温暖化防止のための年間予算額を尋ねた。
末松氏によると、終了後に環境相から、

  • 通告のない質問は困る
  • 大臣への質問としては細かすぎる

などと言われたという。


若林環境相ケニアで開催中の京都議定書第二回締結国会合に出席するため、
14日から19日まで出張予定。
末松氏への発言を問題視した民主党衆院議員運営委員会で一時、
環境省の海外出張を認めるかどうか保留した。
末松氏は、「大臣としての的確性にかかわる発言」と指摘。


予想されたことですが、長野県知事選挙のご褒美で大臣ポストを手に入れただけで、
能力がまったく伴わない「力不足」が早くも国会の場で知れ渡ってしまいました。
年間予算額を問われて、細かすぎると苦情を言うほどに無知なのですね。
長野県の恥を晒すのもいい加減にしてもらいたい。


この程度の無能な人物を、国の代表として国際会議に出したら大変なことになります。
長野県の恥さらしが、国家の恥さらしに発展する恐れが大きい。


もし、委員会で質問されていなければ、
国際会議の場で「日本の温暖化防止予算は?」と質問されていたとしたら、

通告のない細かな質問には答えられない

と言ってしまえるのでしょうか。
それとも、あわてて事務方が耳打ちする失態を各国の代表団に披露したかもしれません。


能力で選ばれたのではないことが明らかとなったからには、
早急に罷免して、国益を損なうことがないように手を打ったほうがよさそうです。