・村井知事の支持率が急落

 信濃毎日新聞による世論調査の結果が20日の紙面に掲載された。
『県会の活動「不満」54%』の見出しから、県議選を対象にした調査だと勘違いさせる。


 しかし、記事の末尾に小さく示された重要なデータを覆い隠す記事構成がSM新聞らしい。
村井県政を評価する51.7%、評価しない40.8%。


 就任直後は支持72.2%、不支持24.3%だったから20ポイントもの支持率の低下がみられた。
田中前知事の支持率は、就任直後80.8%だったものが、4ヵ月後には86.8%に高まっていた。
同じく不支持は16.4%⇒12.8%へと減少した。

知事 調査時点 支持 不支持
村井 就任直後 72.2 24.3
村井 6ヵ月後 51.7 40.8
変動幅 point 20.5↓ 16.5↑
知事 調査時点 支持 不支持
田中 就任直後 80.8 16.4
田中 4ヵ月後 86.8 12.8
変動幅 point 6.0↑ 3.6↓

※ただし、村井知事6ヵ月後の調査項目は、「評価する/評価しない」。 


 ちなみに田中前知事の退任直前(06年6月)時点で支持率は48%であった。
村井知事は就任半年で、前知事が紆余曲折の末に到達した支持率と僅か4ポイントの差でしかない。
いかに、村井知事が県民から見放されているかが分かる。


 これほど顕著な違いがあるにもかかわらず、SM新聞は記事で触れない。
明らかに支持率低下を県民に伝えないようにする意図が感じられる。
村井県政の支持率の低下をSM新聞が恐れていることの現われと考えられる。


 では、なぜ、SM新聞は村井知事の支持率低下を隠そうとするのか?
可能性としては、SM新聞が村井知事と運命共同体にならざるを得ない何らかの理由あるのでは。
例えば、長野五輪帳簿問題におけるSM新聞の役割あたりが臭いな。

     ◇     ◇

 この記事は、読者提供のカテゴリーに入れましたが、その読者とは田中前知事が相当します。
前知事が知人のところへ、信濃毎日新聞の記事の内容が不十分だよとの連絡をいれ、
その知人の判断で、私のところに投稿してよと打診がありました。
前知事は読者の一人かどうかは不明確ですが、公人でありますし、
自身のサイトからこのブログへもリンクを張っているので、情報源として開示しておきます。
ただし、記事の内容に前知事は関与していません。


村井知事からも投稿の依頼が来るといいのにな〜。