・駒ヶ根がこうなったら好いな

駒ヶ根市

 まもなく駒ヶ根市議選が始まります。
無能議員の多くが引退し、議会としての機能向上が期待できます。
市民派議員として活躍してくれそうな候補者もいるようなので、
期待して選別するために、駒ヶ根市の改善点を取り上げてみます。

地域の特性に合った学校

 市内の二中学校は、天竜川を挟んでします。
さらに、江戸時代は天領直轄と高遠藩で歴史的な違いがあり、もちろん文化圏も異なりました。
赤穂は、戦国時代に須氏と上氏の領地だったものが一緒になったのですが、
明治になって赤穂小学校ができた時には、赤穂地域内が和を以って結ばれるように、
あえて全域を対象にした広域小学校として建設されたと聞いています。


 このように、地域の歴史と文化に根ざした校区が設定されているのです。
土建業の儲けのために配置を変えようと画策する市の理事者たちには、ご先祖様の天罰が下りますよ。

  1. 赤穂中学校の大規模化を解消するには、市内の指定通学区を取りやめ、東中学校への通学希望者を無条件で受け入れる。
  2. または、中学校建設時の本来の通学区に是正して、下平地区は原則東中学校の通学区に戻す。ただし、田沢の坂の上段と下段で線引きするのも通学距離の公平性からは検討の余地がある。

通学路の安全優先

 東中学校の入り口で歩道が断絶してることは、これまでにも指摘してきましたが、
教育委員会では、「移転させるんだから後回し」として、危険性を放置したまま抜本的な対策をとっていません。


 この地点では、竜東線(県道)が新川岸と橋で結ばれることになった際に、地権者が子供たちの通学用の歩道確保のために、敷地の一部を提供しています。
しかし、結果として歩道は確保されずに、県道の道幅が拡張されてしまったそうです。
当時の県と市教委が、子供の安全よりも自動車の利便性を重視した結果です。

  1. まちづくりの基本は、人であって車ではない。車は多少の迂回させてでも人の安全を優先すべし。
  2. 小中学校の主要通学路は、安全な歩道の確保を優先し、道幅が不足する自動車道は一方通行にする。
  3. 東中学校の歩道断絶区間は、迂回路で解決できるので、早急に地権者と市教委が検討に着手する。