・無責任な国会議員の自殺

自殺といえば、先日の16歳少年が、自殺サイトで知り合った男性と飯島町の山中で自殺したニュースがあったばかり。

少年の自殺者は、安倍内閣メールマガジンによると昨年だけで556人。

安倍内閣メールマガジン 第4号 〜海を守る自衛隊(2006/11/02)


メールマガジン内閣府特命担当大臣 高市早苗がこんなことを書いています。

 近年は成人も含めた自殺者数が年間3万人を超えていることから、政府は、先月28日に「自殺対策基本法」を施行し、大急ぎで自殺対策大綱策定作業に入ります。
大綱に則して関係省庁が自殺対策施策の充実・実施に取り組むわけですが、国民の皆様にも、折に触れ、生を受けたことの重みと有り難さを子どもたちに語りかけていただきますよう、お願いを申し上げます。
安倍内閣の閣僚が自殺した今となっては、このようなお願いがあまりにも空しく感じます。


政府による自殺対策にはこうも書かれています。

他者の死の影響

 子どもが家族や精神的に重要なつながりのあった人の死をどのように経験していたかという点についても注意を払う。
(中略)
なお、子どもの場合、家族や知人といった強い絆で結ばれていた人の死が精神的な打撃となることはもちろんだが、たとえば、直接知らなくても、有名な歌手や俳優の自殺が複数の子どもの自殺を引き起こす「群発自殺」という現象についてもよく知られている。
影響力の強い歌手や俳優の事故死や自殺が起きて、マスメディアが大々的に報道し、それに動揺している子どもの中には自殺の危険が高まっている子どももいる可能性を考えて、適切な対応をしなければならない。

文部科学省「子どもの自殺予防のための取組に向けて(第1次報告)


国民をだまし続けて、死に逃げ場を求めたあまりにも無責任な大臣の所業が、「群発自殺」どころかデタラメな政治に対して「自暴自棄自殺」の連鎖を引き起こしかねない。

松岡農水相 地元秘書?自殺

一方、松岡氏の周辺では他にも自殺者が発生しています。

今月18日には、熊本で松岡農水相の事務所関係者が首吊り自殺している。


損保代理店を経営していた男性(62)で、一部新聞の地元版が小さく報じた程度で目立たなかったが、自殺した男性は松岡大臣とは学校の同級生とかで、松岡事務所の名刺を持って地元を回っていたという。

そのため大臣の地元秘書と思っていた人も多かった。巨額事務所費の使途不明に続き、林道談合事件でも地検が注目するとされる大臣と、自殺との関係が疑われていた矢先のことでした。