・飲酒運転がつづく


昭和43年5月14日の信濃毎日新聞が古い家具から出てきた。

PR特集と題して春の交通安全に関して、長野県警察本部と長野県安協の座談会の様子を伝えている。

真ん中には「なくそう飲酒運転」


交通安全運動の重要テーマに飲酒運転の追放が、約40年前にも取り上げられてしました。

しかし、今朝も痛ましい飲酒運転の事故が発生しています。

●NHKニュース 飲酒のワゴン車衝突 2人死亡

23日午後9時半ごろ、兵庫県尼崎市三反田町の県道で、ワゴン車がセンターラインをはみ出し、前から走ってきたタクシーと衝突しました。この事故で、いずれも尼崎市に住むタクシー運転手の岩田浩一さん(48)と乗客の松村美津子さん(68)の2人が死亡しました。ワゴン車を運転していた大阪・豊中市の50歳の建設業の男から基準値を大幅に超えるアルコールが検出され、警察は、酒酔い運転と自動車運転過失致死の疑いで逮捕する方針です。また、この事故の直前には、北に800メートルほど離れた同じ県道で、ワゴン車が歩道を歩いていた男性をはねて死亡させたうえ、そのまま南の方向に走り去る事件が起きていて、警察は関連を調べています。
自動車は年間数千人の死者を出す危険な乗り物であって、安全性が極端に低い社会の必要悪との再認識が必要だと思います。

乗らなければ生活できない社会構造になってしまっていますが、だからといって無責任に利用することが許されるわけではない。

飲酒運転は論外としても、安全確認に細心の注意を払わないと、人命が失われる事故が起きてしまいます。


長野県内でも22日、保育園前の路上において保護者の目の前で2歳の子どもがひき殺されました。

●産経新聞 ダンプにひかれ2歳児死亡 43歳男性を業務上過失致死で逮捕

ダンプカーがバックする際は、誘導員の指示に従うという「原則」が守られなかったために起きた事故です。

登園中に工事を実施した安全意識の欠如が重大な要因でしょう。


事故が起きるたびに、自分の運転マナーを見直す機会としたいと思います。