・クールビズ廃止を機に日本文化

GQ9月号参院で攻勢に出た民主党は、小泉さんの置き土産である「クールビズ」にも反旗を翻しました。

参院でも、衆院と同じくネクタイの着用を義務化しようというもの。


クールビズは、現防衛大臣の小池氏が環境大臣だった時に、小泉首相(当時)の発案で始まったとされています。

PRに80億円もの税金を使ったことはあまり知られていませんが、温暖化防止の効果は認められていないものの、経済効果はかなりあったようです。


効果が期待できないパフォーマンスならとっとと止めて、国会議員らしく振舞ってもらいたいが、ネクタイ義務化というのもいささかピントがずれている。

正装には和装もありだし、女性はネクタイを付けませんよ。


日本の伝統文化と国会議員がかけ離れてしまって、明治維新からの西洋かぶれが、ずるずると今まで影響しているから「スーツが正装」との偏見がまかり通ってしまっているのではないかな。

夏が蒸し暑い日本で、欧米と同じ服装が礼儀正しいという変な定説を覆して、日本の風土に適した新たな文化を模索する良い機会にしたらどうだろうか。