・ごめんで済むから法律はいらない

玉村元農相_交付金の領収書使い回し政治資金規正法などの政治家を取り締まるための法律は、何で機能しないのだろうか。
連日のように政治活動費の不正が報道されても、法的に処罰される事例が出てこない。


坂本由紀子外務政務官参院議員)が、自身が代表を務める自民党静岡県参議院選挙区第2支部と同氏の後援会が、同一の会議費を政治活動費として多重計上。

玉沢徳一郎元農相(衆院比例代表東北ブロック)が支部長を務める自民党岩手県第4選挙区支部政治資金収支報告書に五重計上した上に、交付金の領収書も使い回していた。


どちらも、改ざんした領収書を悪用しているので、明らかに犯罪だと思うのですが、処罰される様子がない。

政治資金規正法では、収支報告書の虚偽記載をした場合、5年以下の禁固または100万円以下の罰金となる。
改ざんが発覚しても書き直してしまえばお咎めなし!


政治資金規正法は、その名が示す通りに規正であって規制はしない。
ザル法どころか、機能しない無能な法律だよ。

政治家には法律は用意されていても、「ごめんなさい」で適用されない特権があるようだ。