・校長が機密書類の野焼きを指示

箕輪中学校HPより教職員の管理能力と倫理感が欠如した実態が現れた事件です。

志望高校名を記入の書類 燃え残りが見つかる 箕輪中

 上伊那郡箕輪町の箕輪中学校(北原秀樹校長)を今春卒業した生徒の氏名と志望校名が記された書類や成績表の写しの一部が、伊那市内の畑で見つかっていたことが27日までに分かった。校長の指示で処分のため校外に持ち出した教職員が焼却した際、燃え残ったとみられる。学校側は集会や文書などで生徒や保護者に謝罪、北原校長は「再発防止に努める」としている。

 同校によると、見つかった書類は生徒の氏名と志望校をまとめた書類や、担任交代の際に生徒指導の参考にするため使った過去の成績表の写しなど。処分のため持ち帰った教職員が3月29日、実家の畑で焼却、完全に燃えたと思っていたという。

 町教委によると、町は機密文書を処理する際に学校にも日時を伝えているが、すべて持ち込むような指示はしていないという。同校によると、昨年は町の処理に持ち込んだが、今年は、1月末に処理があったばかりで当分予定がなかったため、校長の判断で独自に処理したとしている。=4月28日 信濃毎日新聞


指示した校長は教育者として不適格です。

機密文書の取り扱いがなっていないことに加えて、書類の「野焼き」を指示したことです。

教育界という閉ざされた社会に長年いたことで、社会の常識を知らない教育者が校長になっている実態が浮き彫りになりました。


駒ヶ根市の中原教育長の「小規模校は学力が劣っている」と市民にうそをついた発言ように、自分の思い込みが社会の一般常識だと勘違いしている人が少なくないことがわかります。

この発言は、「根拠があるのか」と正された際、「教育長がおっしゃることだから間違いはない」と、教育委員会が太鼓判を押した体たらく。


教育者の常識教育が必要だと思いますが、誰がやるのかな・・・。