・不正の温床と化した長野県自民党
※(注記)この記事は、佐藤友昭氏の自殺前のものです。
佐藤友昭・嫌疑...おっと違った、県議の政務調査費の不正使用が大きく取り上げられています。
当人は「うっかりしたミス」と、悪意を否定していますが、今日の信濃毎日新聞で領収書の改ざんをすっぱ抜かれてしまい、『犯罪』 のにおいがプンプンします。
政務調査費として計上された領収書に、県政報告会への支出として、茶菓子代名目で飯田市内の仕出し弁当店が発行した1万円のものが見つかったのが発端です。
当初、佐藤県議は「何を購入し、何に使ったか覚えがない」としていました。
しかし、領収書の改ざんを突きつけられると、「消しゴムで(ただし書きを)消した」、「(県議団と加筆したのは)政党あてでは調査費として認められないという指摘がありやった」と、不適切な領収書改ざんに自ら関与したことを認めました。
この佐藤という議員は、長野県議会の中でも公金の不正使用の常連として悪名高い。
詳しくは・長野県議の適格性? 佐藤友昭
推察の域を出ないが、これまでの『罪状』からすると、今回発覚したのは、「うっかり、隠ぺい工作にミスがあった」ということなのかもしれません。
政務調査費の不正使用が日常茶飯事になる余り、隠ぺい工作に手落ちが生じてしまったのが今回の顛末だとしたら・・・。
一度や二度なら「ミス」という嘘も認められるかもしれませんが、政務調査費を喰い物にしていると言われても仕方が無いほどに野放図な使われ方に、マスコミの切れ味鋭い『メス』が入るのは当然です。
佐藤議員が犯してきた数々の不正を黙認して、県議選挙で当選させた支持者も同罪です。
長野県の自民党が不正の温床と化していることの現われだと思います。
関連ニュース 佐藤県議自殺
自民党県議団の佐藤友昭議員が首を吊って死亡
下伊那郡区選出の県会議員・佐藤友昭さんが、けさ、下伊那郡下條村で首を吊って死亡しているのが見つかりました。けさ5時20分ころ、下條村睦沢の佐藤議員の実家から500メートル離れた畑の中で、佐藤議員が電柱で首を吊って死亡しているのを近くを通った人が発見し、110番通報しました。
阿南警察署によりますと、現場の脇に止めてあった佐藤議員の車の中から遺書のようなメモ書きが見つかっていて、「生き恥をさらすことはできない」などと書かれていたと言うことです。
佐藤議員は、県議会の各会派に支払われる政務調査費について、支出が認められていない弁当代の領収書を添付するなど、あわせて3件の不適切な処理をしていたことが明らかになっていて、警察で動機など関連を調べています。