・国家賠償基金のすすめ

更迭された白須前農水事務次官汚染米の被害を国が補償するという話が出ています。

また、汚染米と知らずに購入して製品化した事業者の自主回収費用の一部を国が負担する方針も打ち出されている。

でも、これって国民が負担するということだよね。


今回の件で国民には何も責任はない。

全ての責任は、農水省であり自民党政府にある。

補償費用や回収費用を負担するのは、国民が納めた税金ではなく、官僚と内閣の自腹でなければおかしい。


こういった矛盾は、政治の不始末が起こるたびに繰り返されています。

政府の失敗を国民が尻拭いしなければならないシステムにけじめをつけさせようではありませんか。

目前に迫った衆院選で、民主党マニフェストに取り上げてもらおう。


・政府および官庁の不祥事や不作為によって生じた損害は、原則として当該者が負担する。

・社会全体で負担する責務を伴わない国家補償に供するために、『国家賠償基金』を大臣や官僚の給料から天引きして蓄えておく。

グリーンピアのように明らかな政策の間違いにより生じた損害もこの基金から補填する。

基金からの補填とは別途に、不祥事の責任を問われる省庁のボーナスは、損害額に応じてカット。それでも不足分が生じた場合は何年先まででも繰り越す。(生活保障は基本給があれば十分)


今回の汚染米農水省に根本的な責任があるのだから、少なくとも職員の年末賞与は全額カットですね。