・無差別殺人から身を守るには

事件直後に現場付近を歩く小川容疑者 =読売新聞=大阪市浪速区の個室ビデオ店放火殺人事件で15人が死亡した。

被害でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りします。

自暴自棄になって大勢の他人を巻き込んだ犯人には怒りしかありません。


弱肉強食の社会がこうした犯罪を生む温床となっているのだと思いますが、政治を根本から変えないとさらに悪化してしまうのだろう。

政治を変えるには次の衆院選自民党公明党に投票しなければいいのですが、すでに存在する犯罪予備軍の行為から逃れるすべも考えておかなければならない。

秋葉原の無差別殺人などは避けようがないけれど、今回の放火事件は注意していれば避けられた。


昔取った杵柄で、宿泊する際には避難経路と排煙設備の配置は絶対に点検する。

二方向避難が確保されているは当然として、避難方向と排煙口の配置を確認して、火災が発生した場合の逃げ道のシミュレーションをしておく。

万が一火災が発生しても、寝ぼけていても的確な判断が出来るようにとの自己防衛です。


今回の火災の被害に遭われた方々はこういった安全確認は一切していなかったと思います。

していればあんな危険な場所に宿泊するはずがないからです。

宿泊施設には『安かろう悪かろう』がつきまとうので、命と財布の中身を良く考えることが必要ですね。


一番悪いのは放火した犯人で、次に悪いのはお客の安全よりも店の管理を優先した経営者。

今の世の中は、こうした悪者がどこにでもいるのだから『性善説』で自分の安全を託したり出来ない。

世知辛い世の中にしたのも今を生きる私たちなので、自己防衛に細心の注意を払うと同時に、こうした社会を作った政治を改めることにも気を配りたいですね。