・さもしくもセレブな麻生総理

読売新聞世論調査麻生総理、いつまで無駄あがきを続けるんでしょうね。

支持率の急降下で政権の基盤は風前の灯です。

自民党内からも離党をちらつかせる議員が出始めていることを考えると、衆院を解散せずに自民党が崩壊してしまう可能性も出てきました。


麻生総理の発言の馬鹿者度は、歴代の首相の中でも図抜けていると思いますが、またまたやってしまいましたね。

麻生首相は6日夜、長崎県諫早市自民党長崎県連が主催した首相の演説会で演説し、追加景気対策の柱である定額給付金について語った。

「貧しい人には全世帯に渡すが、『私はそんな金をもらいたくない』という人はもらわなきゃいい。(年収が)1億円あっても、さもしく1万2000円が欲しいという人もいるかもしれない。それは哲学、矜恃(きょうじ)の問題で、それを調べて細かく(所得制限を)したら手間が大変だ」

わざわざ「矜恃」などという難しい言葉を使った割には、国民に対して『さもしい』としてあからさまな差別意識を抱いていることを示しました。
そもそも、「貧しい人に渡す」との上から目線がセレブ麻生太郎の真骨頂ですね。

  • 矜恃:自分の能力を優れたものとして誇る気持ち。自負。プライド。
  • さもしい: 品性が下劣なさま。心根が卑しい。意地汚い。


首相として誰がふさわしいか、麻生太郎として矜恃を持っていた世論調査でも、小沢民主党代表に上を行かれてしまった。

オタクの支持層だけしか残らない、さもしい裸の王様が今の日本の総理大臣です。


日本人のおとなしい国民性が麻生総理を在任させているんですが、気性の荒い国民性を持つ国ならとっくにクーデターが勃発しているはず。

自分たちに都合が悪いからというだけで、選挙を先送りし、国民生活の浮沈がかかる補正予算も先送り。

こんな自民党に国を任していることで、日本国民は世界に恥をさらしているといっても過言ではないと思います。


年明けまで政権が持ちこたえるのか。

持ちこたえたとしても、内閣不信任案が提出されれば、自民党内部からも造反議員が続出して衆院で可決される事態も考えられます。

選挙を先延ばししても好転する見込みの無い、自民党の断末魔にむけてカウントダウンが始まりました。