・飲酒運転撲滅には一層の厳罰化を

ソフトの上野投手が1日署長に“登板” 「飲酒運転、犯罪減らして」 福岡東署 西日本新聞警察庁が、悪質な運転に対する行政処分を見直す道交法施行令の改正案を公表した。

現行法よりも厳しくなっているものの、現状を考えれば、まだまだ甘すぎる。

飲酒運転やひき逃げは、刑事犯罪にも相当するほど悪質で、1回でも免許取り消しの厳しい罰則が必要です。


酒気帯びを含めた飲酒運転は、罪を逃れようとしてひき逃げに結びつくなどと、一段と悪質さを増している。

先ごろ、大阪市内と大阪府富田林市で相次いでひき逃げ死亡事故があり、いずれの運転者も、「飲酒運転が発覚するのがいやだった」と、供述している。

さらに、このひき逃げ死亡事件のさなか、今度は警視庁の元警視が、茨城県内で飲酒運転で逮捕されるというとんでもない事件が起きた。


元警視は、交通畑が長く、飲酒運転撲滅運動の先頭に立ったこともあったという。

このような人物までもが飲酒運転で検挙されるのが現状だ。

生ぬるい現状の措置では、飲酒運転は根絶できない。

もっと大胆な行政処分を科すことで、飲酒運転を根絶しなければならない。


警察庁はこの改正の来年6月施行を目指し、来年1月3日まで、広く一般の人の意見を募っている。

多くの人が、率直な意見、提言を寄せて、飲酒運転根絶の後押しをしたほうがいいと思います。