・Aソ連型の97%がタミフル耐性

ショッキングなニュースです。

     ◇                    ◇

 厚生労働省は16日、今冬流行しているインフルエンザウイルスを国立感染症研究所が調べた結果、11都道府県で採取したAソ連型ウイルス(H1N1)35株のうち34株(97%)が、治療薬タミフルに耐性を持つウイルスだったと発表した。流行している3種類のウイルスのうちAソ連型の患者は今冬2番目に多く、全体の約3分の1という。
 ワクチンは有効と推測されるが、これらの患者にタミフルを投与しても、十分な効果が期待できない可能性が出てきた。
 昨シーズンに日本国内で流行したウイルスの調査では、Aソ連型のうちタミフル耐性だったのは2.6%にすぎず、欧米などで既に高い割合で見つかっている耐性ウイルスが日本に本格的に上陸したことが裏付けられた。 =16日 時事通信

     ◇                    ◇

インフルエンザ患者の1/3で特効薬が効かない。(リレンザはあるが錠剤じゃない)

昨年の2.6%から37倍と飛躍的に耐性ウィルスが増殖したことになる。

ウィルスは治療薬の発達と並行して進化を続けているようだ。

インフルエンザが流行し始めたので、家にこもった穴熊状態になっていたほうが良さそうです。

耐性ウイルスが見つかった都道府県

 北海道 宮城 千葉 東京 静岡 三重 滋賀 大阪 兵庫 広島 山口