・麻生太郎は国家の反逆者

自民党全国幹事長会議であいさつする麻生太郎首相 時事通信麻生政権は誰のために政治をしているんだろうかと疑問に思う。

財務相の諮問機関である財政制度等審議会西室泰三会長は15日の総会後の会見で政府に定額給付金の撤回を求めた。

しかし、麻生総理は党本部で開いた全国幹事長会議で、定額給付金について「非常に効果がある。これだけはやり抜かなければいけない」と、審議会の意向を無視する方針だ。


また、国家公務員OBが出身省庁のあっせんで天下りを繰り返す、「渡り」を容認する政令では、首相本人がお墨付けの役割をかってでた。

さすがに自民党内部からも批判が噴出して、衛藤征士郎衆院予算委員長は17日の民放番組で、政令について「党行政改革推進本部としては、認めない」と語り、「渡りを認めない自民党提案による議員立法を用意する」と語った。

政府側が政令を撤回しない場合、今国会に「対案として撤回法案」を提出する考えを示した。


国民から見放され、知恵を貸してくれと頼んだ識者の意見も無視し、与党すらも政策に対立する。

四面楚歌とは、まさしく麻生政権を指すもので、麻生太郎による麻生太郎のための政府でしかなくなってしまっている。

日本政府としての存在価値はまったく無い。


選挙に勝てないからというだけの理由で解散総選挙を先延ばしすることで、国益がそがれても知らん振りするつもりのようだ。

麻生太郎の仲良しグループだけで孤立した政権が、他者である国民はさておき、自己のために居座る反逆者となっている。

日本にも国家反逆罪があったら、麻生太郎を告発できるのに。