・NHKに情けない総理が生出演

昨日のNHKで放映された麻生総理の生出演は見るに耐えない内容でした。

日本の総理大臣の真の姿を見ておかなくてはならないという義務感があっても、連続して見続けられませんでした。

それほどに総理の資質に欠けた麻生太郎を長時間インタビューしたNHKの意図はどこにあったんでしょうか。


一言でいえば、総理の器ではない。

揚げ足取りや、批判をかわすのは得意だが、目を見張るような存在感のある言葉は聞こえてこなかった。

麻生太郎親衛隊のようなメンバーだから突っ込みが不足しているから、麻生総理も余裕の表情でした。


気になったのは、テリー伊藤が「メタンハイドレートに2兆円を使って欲しかった」と矛先を地球温暖化に向けた時のことです。

テリーが間違えて「メタルハイドレート」と言ったように聞こえました。

これを受けて麻生総理も「メタルハイドレートはですね・・・」と物知りを装った表情でかわしていました。

「それ(メタンハイドレート)以外にも、今あれより安くてエネルギー効率のいいものはほかにもあるから、順番をまず考えていただかないと」「ほかにもっと安くてエネルギー効率がいい物、いろいろ名前言いたいが、ありますんで。」

メタンをメタルと言い間違いしているように聞こえたのだが、麻生総理は漢字が読めないスペシャリストだからカタカナを間違えたところで騒ぎ立てる程でもないのかもしれません。


問題なのは、2兆円の使い道を問われたのに、知りもしない温暖化対策で逃げ口上に走ってしまうお粗末な対応です。

日本国民が見ているであろう国営放送で、堂々と無知をひけらかしているということは、国際舞台でも各国首脳に対して同様の失態を繰り返しているのではないかと危惧してしまう。


ある事柄に対して良く知っている人は、知らない部分に対して正直なんだそうです。

反面、知らないのに知ったかぶりをしている人は、すべてを知っているように振る舞い、知らない事実を知られないように装うのだそうです。

昨日の映像で多くの方が、麻生総理は後者の部類だなと確信を持ったことでしょう。


この人に日本を任せておいて大丈夫なのか。

不安がさらに強くなっただけです。