・浅川ダムは西松建設の裏金で復活

浅川ダムの模型村井知事への西松建設からの裏金は、浅川ダムが目的だったとの衝撃的な報道がでました。

自民党広報部であるところの産経ニュースから発信されたというのが意味が深い。


検察関係者によると、、西松建設側が東京地検特捜部の事情聴取に「各地のダム工事受注を期待して、国会議員や自治体の首長など複数の政治家側に献金やパーティー券購入をした」との趣旨の供述をしていることが新たに判明した。
村井氏が当選した18年の知事選前、西松から村井氏側にヤミ献金が渡った疑いがあることから、聴取は行われたという。
捜査関係者によると、ヤミ献金は、前任の田中康夫知事の「脱ダム宣言」で中止になった浅川ダムの工事計画の復活を見込んだものだった疑いがある。
長野県の村井仁知事の衆院議員時代の秘書だった県の参事が2月、特捜部の事情聴取を受けた後、自殺した。 =産経ニュース 3月15日=
これまでに指摘してきた疑惑が、すべて間違いではないことが証明された。

浅川ダムは、西松建設の裏金によって復活したことも裏付けられた。


産経新聞の取材に長野県秘書課は「西松から知事への働きかけなどはない」としている。

当然だろう。

裏金が効果を発揮しているのだから、秘書課を通した表のルートで働き掛けるわけが無い。


裏金の一部は、浅川ダムの建設を推進している県議にも流れている可能性が疑われている。

疑われている県議のリストは→「・ダム利権に群がる長野県議」


自民党からの指示だろうが、小沢・民主党代表と犯罪を結びつけるための自民党側の人柱に、二階俊博経済産業相村井仁長野県知事が指名されたようだ。

両者共に西松建設にダム建設の利便を図った疑いが濃厚だ。

二階俊博経済産業相の地元・和歌山県では、昭和55年に椿山(つばやま)ダムの工事を他社とのJVで受注している。

長野県でも、西松建設だけが工事実績を持つ穴あきダムが建設されようとしている。


村井仁は、腹心の命を盾として逃げ切ろうと目論んだが、自民党から見放される公算が強まった。

右近氏が死亡した現場を訪れたマスコミ関係者によると、顕花がまったく無かったという。

村井知事は、記者会見では腹心の右近氏を労わる素振りを見せていたが、言葉だけであって行動は正反対。

利権にまみれ、側近の命も粗末に扱う極悪人が村井仁であると、検察がどんどん捜査情報をリークしてもらいたいな。