・チップソーを再利用、草刈機八枚刃

昨夜から腰が悲鳴を上げています。

ぎっくり腰とは違うようで激痛はないものの「重い」感じ。

思い当たるのは、一気にやった雑草の刈り払いです。

家と農地に生えてきた雑草を、いつもだったら少しずつ刈り払うところを、今回は二日で一気にやってしまったので腰に疲労がたまったようです。


刈り払い機は昨年、ホンダの4サイクルに換えました。

それまでの2サイクルに比べて排気ガスと燃費が大幅に改善しました。

混合ガソリンを作る手間が省けるのも大きなメリットです。


ところで、刈り払い機の刃は、ほとんどの人がチップソーを使っていると思います。

私も共同作業などで刃を換えづらい時などにたまには使いますが、日常は八枚刃を使っています。

理由は、軽るさと切れ味。

加えて、チップソーと違って研磨すれば長〜く使える。


さらに、使用済みのチップソーから削りだして八枚刃に作り変えることもできる。

冒頭の画像は、そのための冶具です。

といっても、穴を固定するための数本の釘と、8本の線が引いてあるだけの簡単なものです。


チップが飛んで歯抜けになって鉄くずとなってしまったチップソーを貰い受けて、この冶具に載せてケガキます。

ケガキ線に沿ってディスクサンダーの切断砥石で切り出せば、数分で出来上がり。

石に当てたり小石交じりのところで使うと、すぐに刃先が丸くなるので、草刈り機につけたままでグラインダーを当てて尖らします。

何回か研磨すると形が狂ってくるので、そのときははずして冶具にて修正します。


あまりに小さくなると使い勝手が悪いので交換しますが、255のチップソーから削りだした一枚でシーズンの半分はいけます。

市販の八枚刃の材質はSKS−5ですが、チップソーの台金も同じ材質なんです。

山仕事に使う鋸刃や笹刃ほどの切れ味は期待できませんが、畦の雑草を刈り払うならこれで十分。


冒頭の画像は、ツムラL型チップソー36Pから削りだしたものです。