・全戸の生ゴミ堆肥化を目指す駒ヶ根

上伊那広域連合のごみ焼却炉内駒ヶ根市生ゴミ堆肥化事業が地域を拡大して、収集回収も増やすことになりました。

堆肥化事業は昨年9月にスタートし、320世帯を対象にしています。

市のまとめだと、昨年度は事業開始の9月から7カ月間で、計18トンの生ごみを回収したという。

昨年度市内から出た可燃ごみは前年度比4.8%減の6227トンで、「生ごみの資源化が可燃ごみ減少の一因になっている」と分析されている。


2年目の今年度は、委託業者が堆肥化装置を1基増設したのを受け、モデル事業として拡大を図る。

対象地域を広げて参加希望家庭を募る。

気温が高い時期は生ごみも腐りやすいため、収集回数は週2回に増やす。

市は試行を経て、将来的には全市的な展開を想定しており、「参加家庭が増えることで問題点も洗い出せる。本格実施につながる実のある形にしたい」(環境対策課)としている。


生ゴミをすべて堆肥化するのは無理があると思うので、地域で需要が見込まれるバイオマス資源の調査と並行して生ゴミ再資源化に取り組むべきだと思います。

液体肥料や家畜飼料、メタンガスなど資源としての形態は多様に求められるので、すべて堆肥がベストとは限らない。

このあたりの基礎研究の重要性は、すでに市長に伝えてあるので、知っててやらない状況が長く続いています。

市長が指揮できない状況がこれ以上続くようなら、市職員からどんどん突き上げてもらいたいですね。