・我田引鉄の民主党になっちゃうの

Bルートで長野県内に二駅設置!

昨日の民主党長野県連大会で代表の北沢参議院議員の爆弾発言です。


諏訪の開催ですから諏訪へのリップサービスであることは明らかですが、それにしても言いすぎでしょう。

各県一駅を大前提として示しているJR東海の意向も全く無視しています。

リニアのルートである各県が同じことを言い出せば、超高速が売り物のはずが各駅停車に様変わりしてしまう。


国レベルの事業に政治が介入すると、事業効率よりも政治的成果に重きが置かれて、結果として非効率な事業へと導かれてしまう。

政治介入で巨大プロジェクトがより良い方向で進められたことの方が圧倒的に少ないと思います。(あくまで主観ですが)

北沢氏の言葉を借りれば「自民もこの地で県連大会をやったが、リニアの『リ』の字も出ない。与党が体をはって諏訪を守るという決議をしないのは不思議でならない」というほど、利権大好きの自民党でも言及しないほどの「リニアな我田引鉄」です。


民主党を支援する一般市民からも、民主党は本当に大丈夫なのかと心配の声が届いています。

政権を取ったら論功行賞や利権体質へと染まってしまうのではないかという危惧が、今回の県連大会での発言で一気に拡大したようです。


あくまでも開催地に対するリップサービスであって、政党としての民主党が示した方針ではない。

選挙区も違い、総選挙の対象外の参院議員の発言である。

政争の具に国家レベルのプロジェクトを巻き込むところまでは行かないと期待しています。