・民主党が圧勝の勢い

静岡で民主が圧勝。

候補者間の得票差は僅差だが、民主対自民の得票でみると35万表程の大差がついています。


静岡県知事選挙で民主党が勝利した結果は、総選挙の前哨戦として重要なのは周知の事実です。

さらに追及していくと、静岡県の持つ特異性が今後の政局を占ううえで重大な影響力をもちます。

静岡県は「平均的な県民性」だからです。


この点は日テレでも取り上げられてしました。

東京と大阪の中間にあってどちらの影響もあるし、どちらの色にも染まっていないと。

元県民としてさらに詳しく言わせてもらうと、静岡には西と東ではまったく違った県民性を持っている。

中京圏といってもいい浜松と関東圏でもある東伊豆では、同じ静岡県民としての意識は希薄です。

東伊豆では静岡県民向けの放送の受信は困難で、ほとんどが東京タワーからの電波を受信していた関係で意識が関東で統一されています。
(地デジになって変わったかもしれませんが)


そんな静岡県で表された民意は中間層の意思表示として大変に重要な意味を持つかもしれませんが、知事選の発端が立ち木数本の問題からなので、どうなんだという思いもあります。

今晩、麻生太郎は首相として最後の外遊に出る予定です。

国外へ出る直前に解散する可能性も取りざたされていますが、サミットで最後の花道を飾ろうと意気揚々として他のことには関心が向かないかもしれない。

消え去る運命の日本の首相とサミットで同席する各国の首脳もやりにくいだろうな。