・国民が迷惑しても平気な麻生太郎

解散総選挙の日程が定まらないことで、日本中が迷惑しています。

当事者である候補者が右往左往するのは当然ですが、善意の支援者やボランティアはエネルギー切れに陥ってしまう。

さらに気の毒なのが選挙の実務を担う自治体です。


有権者への案内状が印刷できなかったり、投票所や開票所に使う予定の施設に予約を入れられないなどの状況。担当者からは「こんなに読めない選挙は初めて」との声も聞かれる。

日本で一番有権者が多い横浜は、投票所は市内637カ所、開票所は18カ所に上る。

投票所は地域の小学校体育館、開票所は各区内のスポーツセンターを使うのが一般的だが、これまで投開票日として取りざたされた8月2日、9日、30日はすでに予約で埋まっている施設もあるという。


有権者あてのはがきは、あて名以外の印刷を業者に委託するが、「個人情報を外に持ち出さない」という理由から、あて名だけは市役所内部で印刷するようです。

手順が多い分、仕上がりまでの日数も掛かる。

担当者は作業日数を数えてカレンダーとにらめっこ。

期日前投票を考えると公示前日には配達されているべきだが、仮に8月2日投開票となれば、準備時間はほとんどない」と困った様子だ。 =カナロコ ローカルニュースより引用=


日本中に迷惑をかけてまで自民党の保身が優先する衆院選挙ですが、その命運をかけた東京都議選が終盤に差し掛かります。

地方選挙は解散総選挙に影響しないと逃げ口上の麻生自民党でしたが、8日は甘利明行政改革担当相、細田博之幹事長、中曽根弘文外相、野田聖子消費者行政担当相、荻原健司参院議員ら、重鎮や有名議員が都内各地の候補者の応援に赴いた。

総力戦で背水の陣を敷いた。

これで敗れれば言い逃れはできない。自民党内で内紛が勃発し、麻生下しは一気に頂点に達するだろう。


そこで麻生太郎自民党総裁として党の利益よりも日本の国益を重視して判断することは全くないと思われる。

しかし、だからと言って自民党のために犠牲になることも考えられない。

あの人の性格からして、自身の総理大臣としてのキャリアを飾る意味で、孤立無援の解散宣言に踏み切るはずだ。

国民の迷惑など眼中にないだろうよ。