・駒ヶ根の中央アルプスで登山者死亡

中央アルプス千畳敷 中央アルプス観光HPより北海道の大雪山で発生した大量遭難死亡事故は、夏山としては史上最悪のものとなりました。

ツアー会社の危険意識のなさや、ツアーを強行したガイドの判断に疑いの目が向けられています。

山の事故には詳しくありませんが、営利目的の無理なツアーが起こした人災の可能性が強くなってきましたね。


ところで、ほとんどニュースになっていませんが、今日の未明、駒ヶ根市でも登山者が死亡しています。

20日午前6時25分ごろ、長野県駒ケ根市の中央アルプス・極楽平と千畳敷の中間付近の登山道で、男性が死亡しているのを登山者が発見、山岳パトロール中の駒ケ根署員に届け出がありました。

駒ケ根署によると、男性は堺市北区奥本町、会社員大塚康博さん(63)で、死因は脳内出血という。

単独で18日に入山し、19日に下山する予定だったようです。

見つかったのは標高約2800メートル付近で、19日は風雨が強かったと伝えられています。


今日は海の日。

海育ちなので海難事故には、自分も含めて多数遭遇しています。

死亡事故に遭遇したことも覚えきれないほど。

夏休みに入ったこともあって、水難事故は毎日報じられて多数の死者が発生しています。


山や海で起きる事故の大半は自己責任です。

ただし、ツアーガイドがいてその指示に従って遭難した大雪山のようなケースは事件の匂いが漂います。

命を他人にあずけるのではなく、最終判断は自分で下せるように必要な知識を身につけておくことが大事ですね。


山や海はレジャーの対象ですが、命を落とすか助かるかの瀬戸際に必要になる知識というものがあります。

危険と隣り合わせのレジャーであることを自覚して、事前に調べてから出かけましょうね。