・3648人の自民党員が集団離党

お隣の山梨県では、自民党の内部分裂が激化しているようです。

自民党員の1/3近くが集団離党したというのですから事態は深刻です。


内情は、自民党を離党した長崎幸太郎衆院議員を支持する党員3648人分が離党届を党山梨県連に提出したというものです。

今回の大量離党は、公認を巡る党の決定に不満を持つ支持者が長崎氏に追随した形だが、内部対立やドタバタが尽きない自民党に嫌気がさした側面もある。


長崎氏は2005年の前回衆院選で、郵政民営化に反対した堀内光雄・元総務会長に対する「刺客候補」として山梨2区から党公認で出馬し、比例選で復活当選していましたが、党は昨年6月、堀内氏の次期衆院選の公認を内定したので長崎氏は、この決定を不服として離党しました。

離党届を提出した一人、党員歴42年という駒谷隆利・富士河口湖町議は18日、「党の上層部は言うこととやることがちぐはぐだ。ご都合主義の自民党になってしまった」と語ったという。


長野県内でも同じような「離党者」が潜在しているようです。

山梨ほど大規模ではないので表面化しないことと、長野県自民党が必死に隠蔽していると噂されています。

長野五区の候補者である宮下一郎自民党衆院議員の人物としてのレベルの低さも離党の原因となっているところが、事態の深刻さを物語っています。


地元の行事に参加しても、冒頭だけ地元で活動しているように随行のカメラマンに撮影させて、「良い絵」が撮れたところでサッサと退散してしまう。

自分の宣伝のために地元の行事を悪用しているだけだと、宮下一郎が立ち寄った祭事の参加者はカンカンです。

これを父親である宮下創平と親族が頭を下げて謝辞行脚しているというから情けない・・・。


道路と箱モノを餌に地元の土建業界を集票マシーンとして利用してきた宮下ブランドが地に落ちたことで、鎖に縛られていた自民党員が断ち切ろうともがいている状態だと思います。