・天下りを市長に担ぎ出した民主党

長野県民主党長野市長選挙に「独自候補」を擁立するようです。

元県職員の小林計正という方です。

どのような人物なのかは存じ上げませんが、「市長選と同じ日程で行う市議補選への立候補を準備していた」というのが気になります。


元々市長ではなくて、市議になろうとしていた方を引っ張り出した長野県民主党の見識が疑われます。

現職の鷲沢市長の再選は妨げたいが、有力候補者の高野氏は市民グループと一緒に選挙をやるのでいやだ。

誰でもいいから候補者を立てて、民主党県連の面目だけは保ちたい。

これでは私利私欲だな。


繰り返すが、県都の市長候補に市議を目指していた人物をあてがって適任だと思っているのか。

一度は高野氏を適任と認めて選挙協力を申し出ていながら、市民と一緒では党のプライドが許さないとは何様のつもりだろうか。

長野県と長野市の将来を考えて市民団体が入念に準備を整えてきたところへ割り込んでは単なる『選挙の邪魔』。

これだから長野県民主党は始末に負えない。


昨日、イベントに参加しているときにも民主党の選挙を担った重要なメンバーが足を運んでくれた。

たまたま会場で遭遇した人もいたが、二日ともに寄ってくれて、話題はやはり民主党の加藤学のことになる。

加藤学本人がめちゃくちゃにした選挙体制から始まり、選挙違反(表向きはやっていないことになっているが)まで、警察が目を光らせているなんて情報もあって気が気じゃない。


その加藤学も民主党長野県連の副代表だから、今回の長野市長候補選出には責任がある。

このボンクラ議員をはじめとした、どうしようもない議員のたまり場からひねり出された浅知恵が、市議候補を市長候補にすり替えようというものだ。

日本を造り変えようと必死になって頑張っている民主党本部とは月とすっぽんだ。


民主党天下りの根絶を党の最重要課題として取り上げている。

天下りした官僚には厳しい対応をとると公言している。

民主党長野県連が候補者として選んだ小林計正氏は、今年の4月に県出資外郭団体に天下りしている。


平成20年3月31日に定年退職して、翌日の4月1日には長野県信用保証協会の常勤監事に長野県のあっせんで天下りしている。

こちらから確認できます。⇒長野県信用保証協会HP

天下りを根絶しようとする民主党本部とは違い、天下りを認めるどころか「天上り」させようとする県連には、呆れてしまうよ。


小沢幹事長が知ったら大変だろうな・・・。