・脱穀し直したら10kg

米の脱穀がようやく終わった。

先週も脱穀したのだが、一部の籾の乾燥が不十分だったので一週間先延ばしにした。

ところが玄米の水分量は15.4%と意外に下がっていない。

先週が16.3%で一日雨に降られたがあとは比較的天気は良かったはず。

乾燥しすぎていてもおかしくないと思っていただけに意外だ。


さて、脱穀が終わったところで、ふと藁をみるとかなりの数の籾が付いたままになっている。

いつもよりも多い気がする。

稲の丈が低かったので、結束紐の位置に穂が来てしまっているなどが理由だ。


十本ほどの藁束をサンプリングして、脱穀ミスによる籾の量を予測してみた。

すると全体では10kgほども藁に籾が付着したままになっているようだ。

藁束から穂を抜き出してみようとやりかけたが手作業ではいつまでたっても終わりそうにない。


そこで、再び脱穀機を動かし脱穀ミスの藁束を入れてみた。

結束紐の位置をずらして、わらをほぐして広げたり、脱穀されやすいように手を入れつつ。

すると、きれいに脱穀できるではないか。

脱穀機(ハーベスタ)には、ただ単に藁束を入れれば脱穀できるわけではないんですね。


すべての藁束を脱穀しなおしたらコンバイン袋に半分ほどもたまった。

藁ごみも含まれているので、予想通り約10kgの籾が藁束から得られたようだ。

これを少ないとみるか貴重と見るか。


今年は不作で、反収は7俵しかなかったから我が家にとっては貴重でした。

無農薬、無化学肥料、無除草だからこの程度でも十分ではあるが、例年だと9俵は採れていたのでショック・・・。