・勝つと思っても負けぬと思っても遠い金

フィギュアスケートペアフリー川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組着氷に失敗した川口悠子バンクーバー五輪のスケート男子500mで銀メダルと銅メダルを獲得。

大騒ぎになってますね。

リアルタイムでテレビで見てました。

ところが長島選手の出走直前に電話がかかってきて、仕事の電話なのに上の空・・・。


長島圭一郎選手は一本目が不本意だった分、二本目に捨て身で挑んだことで活路を見出した。

一方の加藤条治選手は、金メダルが狙える位置に付けたことで「勝てる」との思いがよぎったことで前半に力が入りすぎて、後半ばててしまった。

惜しかったですね。


『勝つと思うな思えば負けよ』

美空ひばりさんの歌で「柔」の歌詞です。

吉田兼好徒然草 第百十段(勝負の心得)「勝つと思うな、負けぬと思え」 が原典と言われている。


しかし負けぬための安全策で失敗したケースがフィギュアスケートであった。

ロシアに帰化した川口悠子選手が出場したフィギュアスケート・ペアのフリー演技です。

滑走直前、10年以上も慕い続けるモスクビナ・コーチの指示で、男性が女性を投げる冒頭の4回転スロージャンプを3回転に変更した。


ところが安全策も結果は手をつくミス。

「ずっと4回転で練習してきて切り替わらなかった」。

大技の武器を突然失い、狂ったリズムを修正しきれなかったという。


世界最高峰の競技は厳しいと思いました。