・参院選当落予想、高島◎北沢×

知人が参院選に立候補することになった。

こちらには何の影響もないと思いたいが不安だ。


民主党小沢一郎幹事長は30日、長野市内で記者会見し、参院選県区(改選定数2)の2人目の公認候補として、新人で県議の高島陽子氏(41)=長野市区、改革・緑新=を擁立すると発表した。高島氏は「生まれ育った信州、未来の日本のために役立ちたいと思い決断した。全力で頑張っていく」と述べ、立候補の意思を表明した。
これで北沢俊美防衛相の落選が予想される。

普天間基地問題で民主党の迷走に拍車をかける失態を演じる同氏に、県民の信頼はないからだ。

「北沢氏に入れるくらいなら・・・」と、苦渋の選択を強いられる見込みだった有権者からすると、朗報以外の何物でもない。


しかし、北沢氏の選挙は県連が全面的に支援するが、高島県議の選挙は党本部で丸抱えになるようだ。

小沢幹事長は「2人目は地元は応援しなくていい。その代わり党本部直営でやる」と通告している。

本部からというよりも小沢軍団から傭兵が派遣されてくる。

選挙ベタの県連に任せておいたら共倒れになるので、高島候補の当選を党本部が優先するということだ。


困るのは実行部隊の連合長野。

県連と党本部のどちらに肩入れしたらいいのか、風見鶏になるしかない。

知事選挙の時のように自民党とも手を組むこともできる組織だから、欲を満たし、利を得られる方になびくのだと思う。


高島選対はすぐにも動き出すだろう。

組織の要になる者はだいたい予想できる。

予想が当たると、こちらへも影響が来るかもしれないので困っている。

予想が外れることを願うとともに、当っても無縁でいられるように切望する。


身を削ってでも政権交代を成し遂げなければならなかった昨夏の衆院選とは違う。

今度は、頼まれても受けられないよ。