・北沢俊美の公約は松本に米軍移転

北澤防衛大臣の部隊視察(平成22年1月15日(金)於:陸上自衛隊松本駐屯地)国民新党の議員団が徳之島を訪れ、沖縄の基地受け入れを迫った。

参院選を控えた国民新党のパフォーマンスだ。

政権与党のはしくれでも存在を誇示しておきたいとの思いがにじみ出ている。

徳之島を皮切りに全国を回るというが、口からでまかせの領域を出ないのではないかと勘繰りたくなる。


一方で、北澤防衛大臣は、沖縄県の仲井真知事と11日に都内のホテルで会談している。

この中で北澤大臣は、嘉手納基地など沖縄県内で行われているアメリカ軍の訓練の一部を全国の自衛隊基地などに分散移転することや、アメリカ軍が爆撃訓練を行っている沖縄県鳥島などの返還に加え、日米地位協定に基地やその周辺の環境に配慮する規定を盛り込むことなど、政府が検討している沖縄の負担軽減策を説明し、理解を求めた。

これも口からでまかせの領域を出ていない。


本当に北澤防衛大臣が全国の自衛隊基地に米軍の訓練を移転しようと考えているなら、お膝元の長野県は外せない。

松本市には陸上自衛隊松本駐屯地があるからだ。

さらに、廃港寸前の松本空港が目と鼻の先にある。

米軍を沖縄から日本全国へ分散するというなら、真っ先に北澤俊美は「松本へ米軍を移転する」と宣言すべきだ。


地元に絶好の移転候補地があるにもかかわらず、地元選出の閣僚として責任を持って誘致しないのでは、口先だけで全国へ分散移転と言っていると思われても仕方がない。

長野県選出の参院議員が防衛大臣の職についているのだから、長野県に米軍を受け入れてくださいと北沢俊美は頭を下げて選挙活動をするべき。

この際、勝手に北沢俊美の選挙公約を決めさせてもらう。


北沢俊美は、長野県松本空港ならびに自衛隊松本駐屯地を、米軍の訓練移転先とします。

全国に米軍の訓練移転を呼び掛けるためには、長野県選出の防衛大臣としては、まずは地元で実現します。

松本空港は、米軍基地として再生をはかります。」

これを選挙公約にできなければ防衛大臣の立場はないし、再選に臨む資格もない。

南信の私たちがとやかく言える立場ではないので、松本市周辺の方々は北沢俊美に真意を尋ねてくださいな。

できればマスコミの目の前で。