・銀行の貯金よりも太陽光発電

2020年までに温室効果ガス排出量を25%削減する中期目標を盛り込んだ地球温暖化対策基本法案は18日、衆院本会議で与党の賛成多数で可決された。

参院に送付され、政府・与党は今国会での成立を目指す。

さらに、温室効果ガスを50年までに80%削減する長期目標も掲げられている。


自民党は麻生政権で目標とした8%に引き下げたいと頑張ったが失敗した。

25%でも低いのに、さらに引き下げた8%などは国際社会の笑いものになってしまう。

地球規模の視点で世界を見られなくなった自民党に再生の可能性は見出せない。


我が家では太陽光発電を設置することで温室効果ガスの排出は、計算上は大幅なマイナスになる。

設置予定のシステムだと年間で11,000kWhの発電を見込んでいるから、削減効果は11,000kWh×0.66kg-CO2/kWh=7.3トン-CO2/年。

昨年の家庭と仕事の両方を合わせたCO2の排出量は3.7トンだったから、排出量の約2倍削減することになる。

温室効果ガスの排出を実質ゼロにして、さらに3.6トン-CO2の排出枠を中部電力に売却する予定。


売電価格は、本年度も48円/kWhということだから、高額な太陽光設備でも8年もあれば十分に元が取れる。

もちろん国の補助金(7万円/kW)と駒ヶ根市補助金(5万円/kW、上限25万円)があればこその皮算用です。

10年間はメーカー保証があるのだからリスクはかなり小さい。

老後資金をほぼゼロ金利の銀行に預けておくことを考えたら、太陽光発電を設置した方が良いのではないでしょうか。